「土用の丑の日」というと、夏の時期にある日になりますが、春夏秋冬それぞれに土用の丑の日があるのはご存知ですか? 立春、立夏、立秋、立冬の直前の約18日間が土用の期間になっています。 例えば今年の立秋は8月7日でしたので、7月19日~8月6日までが夏の土用の期間になり、その期間中の丑の日が土用の丑の日となります。 丑の日に「う」のつくものや黒いものを食べるといいといわれていますね。 「うなぎ」を食べる!という風習は有名な話です。 では他の季節はといいますと... ・春の土用の期間 4月16日~5月4日 戌の日に「い」のつくものや白いものを食べるといい といわれています。 例えば、いわし、いちご、いか、大根、しらす などがあります。 ・秋の土用の期間 10月20日~11月6日 辰の日に「た」のつくものや青いものを食べるといい といわれています。 例えば、大根、玉ねぎ、サンマ(青魚)などがあります。 ・冬の土用の期間 1月18日~2月3日 未の日に「ひ」のつくものや赤いものを食べるといい といわれています。 例えば、ヒラメ、ヒラマサ、トマトなどがあります。 ちょうど季節の変わり目でもある土用の期間は、昔から体調管理に気を付ける期間と考えられていたようです。 昔からの知恵が現在に伝わっているのですね!
2024年11月11日