No.72 花火の歴史

2018年9月4日

今月は、「花火の歴史」について調べてみました。

 

毎年夏になると全国各地で花火大会が開かれますよね。
この夏、行かれた方も多いのではないでしょうか?

花火は中国で発明されたとされていますが、日本にはいつ頃入っていたかご存知ですか?
日本で最初に花火を見たのは、江戸幕府を開いた徳川家康だと言われています。

1613年にイギリスからの使節が家康を訪れた際に、花火を披露したという文書が残されているそうです。

 

その後、家康が花火作りを奨励したこともあり、鉄砲の火薬職人が花火を作るようになっていき、各地に花火が広がっていったそうです。ただ火事が多発したために、花火禁止令が出された時期もあったと言われています。

 

花火大会も始まりは江戸時代です。八代将軍吉宗の時代にコレラが流行し、亡くなった人の魂の供養と悪病を追い払うために墨田川で行った「水神祭」で、初めて花火が打ち上げられました。

今でも行われている東京墨田川の花火大会のルーツだと言われています。

 

また「たまやー」「かぎやー」という掛け声ですが、これも江戸時代の花火大会からの名残だそうですよ。
なんでも、江戸時代初期の花火大会では、玉屋と鍵屋という花火屋が花火を作っていて、2か所から花火を交互に打ち上げていたそうです。
良かった方の花火をたたえるため店の名前を呼んでいたので、「たまやー」「かぎやー」となったそうです。
江戸時代の生活の一部が、目に浮かびますね(^▽^)


日本の花火は世界で一番美しいとも言われており、花火職人さんの技術で、日本の花火はどんどん進化しています。鮮やかな色や様々な形の花火は、華やかでありながら繊細で、儚さも感じますよね。

これからの季節でも花火大会は行われていますので、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

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