No.71 夏バテ対策

2018年8月6日

「夏バテ」とはどんな症状をさすのか、ご存知ですか?
体に疲れとだるさを感じ、それにともない集中力が低下することが主な症状とされています。また、夏場に冷たいものを口にしすぎることで起こる、胃もたれや食欲不振も夏バテの症状の一つです。

 

このような症状が現れるのは、夏の暑さが原因です。気温が高くなると、体は体温を一定に保とうと汗をかきます。
汗が蒸発すると、気化熱が体のエネルギーを奪っていき、その負荷が原因で、身体が疲労してしまうのです。

また、自律神経の乱れも大きな原因と言われています。冷房で屋内と屋外の温度差が激しくなったりすることが原因で、自律神経が乱れやすくなります。


そして特に注意しなければならないのは、子どもの夏バテです。
小さい子どもは、大人に比べて体温調節がうまくいかないので、体温が上がりやすく、体力も消耗しやすいものです。
人間の体内の水分量は、大人で約60~65%、子どもで約70%になっています。小さい子どもは、体の水分を失った影響が、大人よりも大きく現れてしまいます。
そのため、発汗により水分を失った子どもは、熱中症や脱水症状にかかりやすいのです。

 

では夏バテにならないためには、どうしたらよいでしょうか?
日常生活でできる予防法をご紹介します。

1.栄養価の高い食べ物を食べる。
特に疲労回復に効果的な、玄米、ウナギ、豆類、ねぎ、山芋などがお勧めです。

 

2.エアコンの温度をこまめに調節する。
室内外の温度差が5度以上になると、自律神経が乱れやすくなります。温度をこまめに調節しましょう。

 

3.ぐっすり眠ってその日の疲れをとる。
疲れを溜めないことが夏バテの一番の予防法です。なるべく早めに就寝をし、ぐっすり眠り、その日の疲れをその日にうちに取り除きましょう。


まだまだ暑い日が続きます。
夏バテにより免疫力が低下し、夏風邪にかかることもあります。
規則正しい生活を心がけ、疲れたなと思ったら、無理をせず休養するようにしてくださいね。

 

 

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