No.69 バイクと高速道路

2018年6月6日

滅多にありませんが、「原動機付自転車(原付バイク)で高速道路を走っている」というニュースを耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
その光景を想像しただけで、背筋が凍る思いがします。
そこで、今回はバイクと高速道路について改めて調べてみました。


〇高速道路の走行条件は?
排気量125CC超からとなっています。
一般的に125と言われる車種は走行できません。125CCというと、大抵の車種は124CCとなっています。
いわゆる2種を含む原付は高速道路は走ることはできません。
黄色ナンバー、ピンクナンバーは高速禁止です。

〇高速道路の制限速度は?
高速道路のバイクの制限速度ですが、車と同じく100km/hです。
もちろん、その区間で別に制限速度が設けられている場合はその速度となります。80km/hとかの標識が出ていなければ、100km/hで走ることが可能です。

バイクも100km/h?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
それもそのはず、昔は80km/hが制限速度でした。
しかし、平成12年10月1日からの法改正によって、現在の「車と同じ100km/h」への引き上げとなっています。ちなみに軽自動車も同時に100km/hへ引き上げとなりました。

〇もし誤って原動機付自転車(原付バイク)で高速道路を走行してしまったら・・・。
1.ハザード、もしくは指示機を出しておく。
2.安全な路肩に停車する。
3.警察に通報する。
4.警察の指示に従って動く。


事故を起こさないことが何より重要ですので、必ず警察の指示に従って、安全に高速道路からおりるようにして下さいね。


便利で使いやすい原動機付自転車(原付バイク)ですが、ひとたび事故となると、大惨事になる可能性が高いです。
事故の件数が少しでも減るように、一人一人が交通ルールを守って安全に走行していくようにしましょう!

 

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