そもそも乾燥すると、かゆくなるのは何故でしょうか?
肌の表面には、汗と皮脂が混ざってできる、いわば天然の保護クリームがあり、外界からの刺激をシャットアウトする役目を果たしています。
ところが、肌が乾燥すると保護クリームができず、外界からの刺激物質(洗剤など)がダイレクトに侵入してかゆみが生じてしまうのです。
予防策として、こまめな保湿がかかせません。軽い肌トラブルであれば、薬局やドラッグストアで薬剤師などに相談し、自分にあったお薬を購入すると良いです。
もちろん、5~6日使用しても症状が改善しない場合には医療機関に相談してください。
食器洗いで手が荒れて困る!!という方も、多くいるかと思います。
一度なってしまうとなかなか治りづらいですよね。
対策方法としては、
1.ゴム手袋をして水仕事を行うのが一番。ゴムの刺激から皮膚を守るためにその下に木綿の手袋を着用するのが好ましいようです。
2.お湯の温度はぬるめに設定する。
3.食器を洗う前に、汚れを拭き取る。
4.料理は大皿に盛り、洗う食器を減らす。
5.水仕事のあとや、手を洗ったあと、入浴後は、時間をおかずになるべく早くハンドクリームを塗る。
6.水仕事以外の家事でも木綿の手袋をする。(例えば布団の上げ下げしたり、掃除機をかけるときなど)
7.夜寝るときに保湿剤をたっぷり塗り、木綿の手袋をする。
ポイントは木綿の手袋です。生活の中に取り入れるのは難しい点もあるかと思いますが、できるところから取り入れられるといいですね。
そして、手の指がひび割れてしまった場合…一般的な絆創膏を貼りっぱなしにするのはやめた方がいいようです。貼りっぱなしにすると、患部がふやけて細菌が増殖しやくすくなるので気を付けてください。
冬の乾燥肌対策をきっちりして、お肌も身体も守りたいですね(^-^)