平成26年7月1日始期日以降の契約より、地震保険料が改定になります。(更改または自動継続を迎える契約を含みます)
地域によって保険料は違いますが、ほとんどの地域で値上げとなっております。
そもそも、なぜ保険料を改定するのか?
地震保険の保険料は、将来的な地震発生に伴う損害の危険(リスク)に基づき算出されています。政府の地震本部が、地震リスクが高まっていることを公表をしたことを踏まえ、今回の改定にいたったようです。
ちなみに、日本は世界の0.25%の国土面積であるにもかかわらず、世界で発生するマグニチュード6以上の地震の約20%が発生しているそうです。驚きの数字ですよね。
またこの改定により、割引制度の見直しもされています。
例えば、免震建築物割引が30%から50%に割引率が拡大されています。
さらにご契約にもよりますが、火災保険も地震保険も1年契約より長期年払契約や長期一括契約の方が保険料をおさえることができます。
そうは言っても地震への備えとしては、非常持ち出し袋の準備や家具の固定等、「自助」が大切になります。
「備えあれば憂いなし」・・・災害時にはこの言葉に限りますね。