〇5月病とは?
この時期になると「5月病」という言葉を耳にするようになります。
新入社員や大学生などに見られ、新しい環境に適応出来なくなり、5月のゴールデンウイークを過ぎた頃から、学校に興味を失って無気力な状態になったり、入社した若者が、5月休み明けの頃から仕事に対する関心や意欲を急に失う、あるいは早く適応しようと頑張りすぎて無気力な状態に陥ってしまう、これがいわゆる「5月病」で、5月の連休明けに起こるのが多いことからこの名称がつきました。
また5月病と同様の症状が、6月にも増えていることから、「6月病」とも呼ばれるようにもなりました。
5月・6月病は精神的な症状だけではなく、食欲不振やめまい、動悸など、体の不調を訴える人も多く、新しい環境の変化についていけない焦りやストレスが、体の症状となって出てきます。
〇5月病にならないために・・・。
- 完璧主義をやめる→目標の8割ができれば上出来!程度に思うようにする
- 会話でストレスを解消→悩みを話すことでストレス解消につながります。食事もなるべく孤食は避け、気の合う人達との食事でリラックスしましょう。
- 栄養バランスのとれた食事→偏った食事は栄養不足を招き、感情をコントロールする物質「セロトニン」が不足しがちに。
- 良質の睡眠→睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるためにも規則正しい生活習慣を身につけましょう。
- 仕事を忘れた休日を過ごす→スポーツや音楽など、自分の好きなことに夢中になってはいかがでしょうか?仕事のことを忘れる時間を作ることが大切です。
厚生労働省からストレスセルフチェックが出ていますので、気になる症状がある方は一度チェックしてみてください。