No.107 調理家電火災

2021年10月5日

おうち時間が長くなり、家で食事をする機会が増えている影響もあり、電子レンジやオーブントースター、IHコンロなどの調理家電の事故が増えています。昨年度は、特に電子レンジやオーブントースターの火災事故が目立ち、前の年より14%増えていることがわかっています。これもおうち時間が増えたことが影響しているとみています。
最も事故が多い電子レンジは、加熱しすぎによる事故が多く発生しています。

例えば・・・
1.冷凍チャーハンをオートで温めた場合
温まり方にばらつきがありまだ冷たいところが残っていると、センサーが冷たいところを検知しまだ温まっていないと判断し、ずっと温め続けてしまいます。やがて炭化し火がついてしまうことがあります。
→必ず袋の注意書きにオート機能の利用禁止と書いてあれば絶対に使わず、指定通りに設定して使用することが必須です。

2.電子レンジ内の汚れによる発火事故
レンジ内部が食品カスで汚れたまま、飲み物を温めようとすると、電磁波の発生装置の隙間に食品カスが残っているとそこに電磁波が集中し、食品カスとカバーの間で火花が飛び散り発火してしまうことがあります。
→レンジ内はこまめに掃除をして、食品カスを取り除くことが大切です。特に電磁波が出るカバー付近の汚れは注意が必要です。

3.オーブントースターの事故
薄切りのパンや餃子の皮を加熱しすぎて火災になるケースもあります。またトースターも汚れによる事故が多くなっています。
→薄いものを焼くときは時間に注意が必要です。焦げ臭い匂いがしたら食品の様子をチェックし、煙が出たらすぐにタイマーを止めてください。

電子レンジもオーブントースターも発火したからといってあわてて扉を開けると、空気が入りかえって炎の勢いが強くなります。
レンジもトースターも、ある程度耐火性のある部材でできていますので、扉を閉めたままにしておけば酸素がなくなり火が消えていきます。発火しても扉は開けないことが重要です。
ただもちろん火が広がってしまったら、迷わず消防に連絡をお願いします。
調理家電の正しい使い方、取扱説明書などであらためて確認し、おうちでの食事が楽しい時間になるようにしてください!