No.117 花粉症

2023年3月8日

今年の花粉飛散量は、関東を中心に非常に多くなると予想されています。スギ花粉の後にピークを迎えるとヒノキ花粉は、花粉の飛び具合によっては、過去10年で最も多くなることも予想されています。
飛散量が多いので、油断していると一気に重症化する可能性もありますので、今からでもできる対策をしておくことが大切です。

●天候や時間
花粉は、特によく晴れた日、雨が降った日の翌日、風の強い日は要注意です。花粉は早朝に開花して花粉を放出し、山間部から徐々に飛散して都市部に流れ込んでくるため、午前中は比較的飛散量が少なく、午後1時頃から夕方までが飛散のピーク時間になります。
●服装
特にウールの衣類は花粉がつきやすいので、ナイロンやポリエステルのようなつるっとした生地の洋服を選ぶと良いです。メガネやマスクなどで、花粉がなるべく体に入らないようにすることも大切です。メガネをするだけでも眼に入る花粉量は約40%減少すると言われています。
●帰宅したら
部屋に入る前に洋服や髪の毛をよくはらい、花粉を振り落とします。この時、バッグなどの小物類も忘れずはらってください。
そして、手洗い、うがいにプラスして洗顔も行い、顔の表面についた花粉を流します。目の周りや鼻の周りなどは念入りに洗うと良いそうです。
●室内では
乾燥した部屋では、花粉がまいやすくなるので、加湿器を併用しながら空気清浄機を使用するのが効果的です。
掃除もこまめに行い、部屋を清潔に保っておくこともポイントです。花粉の侵入を防ぐ効果があるカーテンや、網戸に張ることで花粉の侵入を減少する花粉フィルターなどもオススメです。

今や2人に1人が苦しんでいると言われている花粉症。花粉をできるだけ吸い込まない、取り込まないようにすることが重要になります。自分に合った対策をしてこの時期を乗り切りましょう!