No.130 紫陽花

2024年6月12日

雨が降るなか一層美しく咲く紫陽花。梅雨の時期に咲く花の代名詞ですよね。
紫陽花とは、日本をはじめとする東アジアや北アメリカに自生する落葉低木の総称です。約200種類の原種と2000種類以上の品種があると言われています。日本に自生するのは、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイなどがあります。

紫陽花の名前は、真の藍色の花が集まるという意味で、「集(あず)+真(さ)+藍(あい)」が変化したものと言われています。
紫陽花の花には、装飾花と真花があり、中心部分に密集しているのが真花になり、周囲を取り巻く大きな花びらのような装飾花(ガク)になります。装飾花は、花粉を運ぶ昆虫を引き寄せるために発達したと言われています。
また紫陽花の花色の変化は、花に含まれるアントシアニンと土壌に含まれるアルミニウムの化学反応によって発生します。酸性土壌では青色に変わり、アルカリ性土壌では赤色に変わります。ただ、白い紫陽花は、もともとアントシアニンを持っていないので土壌の影響を受けず、どんな土壌でも白い花になります。

日本では、雨が多く降るため酸性の土壌が多く、特に土壌改良をしないと青色が咲くことが多いです。
赤色の花を咲かせるためには、石灰などを混ぜて調整していきます。もしくは、赤いアジサイ用の培養土を使って土壌をアルカリ性にしていく方法もあります。

紫陽花にはさまざまな花色があり、土壌を調整すると好きな色味に変化させられます。なかには色が変化しない紫陽花も存在しますが、好みの紫陽花を育てるのもいいかもしれませんね!