三寒四温の言葉通り、暖かい日も徐々に増えてきました。春の訪れを告げる「春一番」も、先月2月23日に関東地方でも観測されました。
「春一番」の条件は地方ごとに定められており、関東地方における「春一番」は、
1. 立春から春分までの間で
2. 日本海に低気圧があり
3. その年初めて吹く南寄りの強い風(関東地方では最大風速がおおむね風力8m/S以上)
この風が吹くと気温が急上昇し、春の訪れを感じさせます。
この言葉は、江戸時代に長崎県壱岐地方で漁師が遭難した強風に由来する言葉で、この事件を
きっかけに、地元漁師たちは春に吹く強い風を「春一」や「春一番」と呼ぶようになったそうです。
冬から春への季節の変化を感じさせる風ではあるものの、この事故のように時に大きな被害をもたらすことがあります。
看板や植木鉢などの飛散、建物の一部の破損、交通機関の乱れなどが起こる可能性があります。強風が予想される際には、屋外に置いてある物を事前に固定または室内にしまうなどの対策を行い、安全確保に十分注意する必要があります。
季節の風を感じながらも、被害を防ぐための備えを忘れないようにしましょう。
