No.50 川口鋳物

2016年11月1日

今月はわが街「川口」の産業についてご紹介します。


11月10日は何の日かご存知ですか?「技能の日」「エレベーターの日」、「トイレの日」などなどありますが、「川口の日」でもあります。

当社はもともと旧鳩ヶ谷市にありまして、平成23年10月に川口市との合併に伴い、現在の川口市の住所になりました。


川口の代表的な産業といえば、鋳物が有名です。
「キューポラのある街」でも有名になりましたよね。
川口の鋳物の始まりはいろいろな説があるのですが、江戸時代にはなべや釜、農具、神社・寺院の灯篭などをつくっていたことがわかっています。

1964年の東京オリンピックでつかわれた旧国立競技場の聖火台は、川口鋳物の代表作として有名ですよね。
残念ながら、工場の数としては、一番多いときの約600社から現在は76社ほどになってしまいました。

そんな鋳物ですが、市内には鋳物でできたものがたくさんあるのです!
少しだけご紹介しますね。

「川口駅西口の看板」~素敵なデザインです。
「川口駅前のキャステイ前にある青色の郵便ポスト」~一度は目にした方も多いのでは?
「川口駅近くにある消火栓」~消防士さんが描かれていますよ。
「本町小学校・元郷南小学校の門」~お子様にも身近ですね。

市外にもたくさんあります。
「埼玉スタジアムの門」、「橋の欄干や街路灯」。
「私立学校学習院の旧正門」こちらはなんと国の重要文化財になっています。唐津文様をあしらった、明治初年の文化開花時の様式と技術を伝えています。


歴史いっぱいの川口鋳物。近くを通った際は、鋳物の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?

 

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